徒然日誌 日馬富士の引退に思う

2017年  30日 14:20
〇 横綱日馬富士が引退した。経緯については連日の報道で良くご存知の事と思う。私は引退して良かったと思う。本人は不本意な所もあるだろうが、日本の国技の最高位の横綱として暴力と、ここ迄世間を騒がした事については引退で責任を取る以外に方法は無かったと思う。このまま何らかの形で土俵に上がったとしても、惨めな結果で終を迎える可能性もあり、潔しとを美とする武士道精神尊重の日本では良かったと考える。

 引退に関して日馬富士を朝青龍と同一視する記事もあるが、朝青龍は日頃の行いに問題があった上に暴力沙汰を起こしたものであり、日馬富士は日常謙虚で礼儀正しく、富士山の絵を描く趣味もあって祖国では学校建設を進め師弟の育成に寄与しているのとは雲泥の差がある。今回の事件も器物を使った暴力が度を越していたものであり、発端は同国後輩の貴の岩の無礼を諌めた訳だがやり方に問題があっただけで、原因は日本人にもよくある先輩としての後輩にたいする指導制裁であった。

 貴乃花親方に関しては前から述べている様に行動が不可解である。彼は協会に造反し本件の説明等を拒否し続けている。彼は輿論が協会粛清に立ち上がった自分に賛同し後押しをしてくれると思い上がった所に誤りがある。協会に報告せず警察に被害届けをだし、貴の岩の協会の事情聴取も拒否し続けている。彼は協会の役員でもあり、国民に対しても真実を明確にすべき義務もあるのに拘らずだ。

 彼がモンゴル力士を嫌っているのは事実である。なのに何故貴の岩を入門させたか、やはりモンゴル力士は成長が早く新規貴乃花部屋としては早急に幕内力士を作りたかった苦肉の策であったと言えるのではないか。ここに来て貴景勝が成長し役力士迄になるともうモンゴル力士に頼る必要が無い、それが貴乃花の本音だと推測する。。今回の件で貴の岩を隠したのは貴乃花の意思である。

 貴の岩は事件後直ぐに日馬富士を訪問し詫びを入れ仲直りしている。複雑にしたのは貴乃花だ。隠して表に出さぬ様にすれば貴の岩にも批判が起こる事も予測出来たし、今後の力士生活にも支障をきたす可能性がある事は承知の上の行動である。引退するか周囲からのバッシングを受けて貴の岩が今後どうなろうとも、モンゴル人嫌いの彼にはどうでも良かったんだ。今回の件を利用しようとした貴乃花にとっては、モンゴル人の貴の岩は捨石であったと思われても仕方ないだろう。

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もう見ることが叶わぬ横綱日馬富士の土俵入り

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-  2017, 11. 30 [Thu] 23:49

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