徒然日誌 藤井四段の快挙(一)

2017年  28日 08:57
線路は続くよ どこまでも~・・・将棋界での藤井四段の29連勝の報道があった一昨夜9時半過ぎ,、私は何故かこんな歌を口ずさんでいた。この少年はなんでこんなに強いんだ。昨年12月のデビュー初戦に、著名な加藤一二三九段に勝利した事が話題の始まりだったが、相手は将棋史上最年長のお年寄り、若者にはもう勝てないかと加藤九段の方に意識が向いていたのは事実だ。

案の定加藤九段はその後直ぐに引退を発表したが、藤井四段に意識が向いたのはデビューからの最多連勝記録10を塗り替えた辺りからだ。テレビで見る顔はおっとりとした、いかにも中学生と言った感じで、彼の中に30年振りの連勝記録更新する様な力が漲っているなんて夢にも思わなかったんだ。マスコミも大騒ぎをする様になり、あの会場の関係者や記者やカメラマンに周囲を囲まれた慣れない雰囲気の中で良く平常通り戦えたものだと彼の非凡さを改めて知る事が出来た。

戦った来たのは九段1人、八段3、七段5、六段5、五段4、四段9、アマ2人の29人、アマを除いて全て先輩のそうそうたるメンバーだ。愛知県瀬戸市で生まれ、5歳で将棋に出会い史上最年少の14歳2ヶ月でプロ入りを決め、この29勝がデビュー戦からの無敗の記録である。

これから先どこまで連勝が続くか判らないが、某テレビ局でこの全試合の彼の指し手と、コンピューターで出した最善手とを比較したデータを出していたが、最善手は対戦相手の49%に対し彼は65%と高く、悪手は対戦相手の118%に比して彼は40%と低い。このデータの見方が良く理解出来ない所もあったが、彼が如何に理にかなった最善手を多く出していたかは良く解る。

かって非公式戦ながら彼に一度敗れている羽生三冠は、「結果も素晴らしいが内容も伴っている点すごみがある」と評し次の顔合わせを楽しみにしているとの話も出た。今回は竜王戦本戦の1回戦だったが5回勝ち抜くと6戦目に順調に勝ち上がって来るであろう羽生三冠と竜王戦の挑戦権を争う事になる。こうなれば将棋界においても前代未聞の出来事である。(続く)

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対局会場将棋会館               増田四段投了時の盤面       記者会見 

COMMENT 2

ごくしげ  2017, 06. 28 [Wed] 19:20

藤井四段^^凄いのが出てきましたね。
ほんと見た姿は、大人しい礼儀正しい
そして少々消極的な感じのする中学生。

それがこんなに強いなんて!
驚きです。
これからが楽しみな存在となりました。
もう既にCM出演が殺到しているとか^^

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エースの城  2017, 06. 29 [Thu] 08:49

To ごくしげさん

コメント有難うございます。
やはり人気者を放っておかないのが業界で一番怖い処です。相撲界の遠藤、ゴルフ界の石川と逸材がいつのまにか消えつつあります。

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