私の生涯日誌 その209

2016年  19日 13:32
会社ではT製鐵が田原に圧延の新工場建設を計画し、これに合わせてスラグ処理を受注当社U氏を中心に活動が始まった。U氏の計画は熱いスラグを設備機械から強風によって噴射し、飛び散るスラグが空中で球形の粒になるシステムで細骨材(風砕スラグ)を作る方式を提案しこれが採用となった。

新たにT製鉄内に当社の田原事業所を設置し、所長として鶴山専務が就任しT製鉄との対応、設備の稼働、製品の販売と新規事業に取り組んだ訳である。現在もこの取引が継続している為、詳細の説明や運営状況に付いては省かせてもらうが、私の個人的意見を言えば、T製鉄は長く取引が続いている中部鋼鈑とは会社の成り立ちから経営方針迄全く異なっている点、交渉事は簡単には行かないだろうと言うのが私の考えであった。机上の計算通りに上手く行けば良いが上手く行かなかった場合の交渉が、この会社相手ではかなり難しい、中部鋼鈑と同じに考えていると間違えると言う意味で私はこの事業に反対であった。

新規事業を行うのは中々難しい、私の様な考え方では事業として更なる発展は望めず、経営者としてはある程度の冒険も必要であるとは思う。そう言う点を、一度社長とも話をした事があった。私の性格から私は社長になれる器では無い、自分が最も適しているのは番頭であると・・・。

上記の件で強く自分の意見を述べ無かったのは、発案者が恩義のあるU氏であったからだが、最終的には社長の決断で事業が始まり、現在は未だ当初計画通りには行っていない段階ながら、問題なく事業は進んでいる。

記事が家庭のことばかりになっていたし、自分の仕事の話も特記する事はなく、社長とも楽しい毎日を過ごしている為、何か会社の出来事をと思ったらこんな話になってしまった。

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