休日の幕間記事

2016年  21日 09:10
○ 世界的にはリオ・オリンピック、国内的には全国高校野球の華やかな放送の中に、シリア北部アレッポで空爆を受けがれきのなかから救出された男児の、全身ほこりだらけで顔の左側が血まみれのままで救急車の椅子に座らされ表情の動きも無く、僅かな動きと言えば左手を上げて顔を拭い手についた血を驚きもせず座った椅子にこすりつけた姿だった。

反体制派支配地域にアサド政権軍か支援するロシア軍による空襲によるものだ。私はISは早く潰してしまえと思うが、内戦はどちらが良いとか悪いとか言うつもりは無い。2011年以降シリアの子供の犠牲は1万4千人を越すと言う。シリアの子供の選択肢は親の意思で決まるものの、残ればこの様な戦いに巻き込まれて亡くなり、逃れた場合はトルコの海岸の3歳の子の遺体の様な事も起こりうる。

今回の写真報道はほんの一部なのだが、無表情に座った血だらけ埃まみれの姿に戦争の非常さを感じない人はいないだろう。この子は治療で助かり、両親兄弟も無事だったのは唯一の救いだが、いずれの戦争でも被害を受けるのは一般市民と子供、各国の指導者は本当に何も感じていないのかねぇ。

○ オリンピックレスリングで最も期待されていた吉田沙保里が決勝で敗れ銀メダルとなった。破れた後の彼女の「ごめんなさい」との涙ながらの言葉には、胸にじんと来るものがあった。自分が引っ張ってきた後輩達が次々と金メダルを取る中、目に見えない重圧があったに違いない。

銀でさえ詫びを言う彼女に、期待を掛け過ぎ重圧を与えた我々の方が詫びを言わねばならないだろう。レスリングの知名度を高め更に若い選手の指導にも全面協力し今回の金メダルラッシュの影の原動力は彼女なんだ。金にも勝る銀だと言っても良い。連勝は励みにもなるが反面重圧にもなる。これでほっとするかも知れないな。本当にご苦労さんと伝えたい。

今回のオリンピックは未だ終わった訳では無いが日本選手は今日の段階でメダル数41個、ロンドンの38個を越えて新記録となった。それにも増して今迄取れなかった競技で始めてメダルを取る快挙もあり、日本の頑張り、本当に毎日を楽しめたねぇ。

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