私の生涯日誌 その184

2016年  01日 13:46
星野産商㈱は昭和26年に星野産業として創業、昭和36年に中部鋼鈑㈱のスラグ処理作業の請負開始、これを発展させたのがリサイクル事業部、次いで昭和48年に産業廃棄物処理事業を開始、平成2年に医療廃棄物処理事業を開始し今日に至っている。諸事業の内容を詳細に説明するのは大変だし、産廃処理、医療廃棄物処理等、最近ダイコーの違法処理等話題が大きく取り上げられ良くお判りになると思うが、経営者が常に違法処理が行われていないか注意を怠らないのが、この業界の信用を得る為の重要な要素である。

その点星野社長は違法が感じられる仕事は徹底して回避する。事務所はプレハブの平屋建て、社長の方針で加工工場、倉庫、製品置き場はお金をかけても整備するが非生産性の事務所はこれで良いとの考えであり私も同感であった。

私はリサイクル事業部の所属として営業活動をする事となった。リサイクル事業部は中部鋼鈑で発生したスラグ(説明済)を破砕してコンクリート用スラグ骨材(粗骨材=砂利、細骨材=砂)を作り販売する仕事である。この骨材は電気炉酸化スラグ骨材と言い平成15年6月に日本工業規格に制定され、翌年当社はJISマーク表示認定事業所の第1号を取得「公共建築工事標準仕様書」や「港湾工事共通仕様書」にもコンクリート骨材として使用出来る等が記載されている。

この骨材の最大の特徴は比重が重い事で、重量を必要とするコンクリートや加工製品(例えばテトラポット等)には最適な骨材だった。ただテトラポットは重さと形状が規定されており規格寸法通りの型枠ににこの骨材を入れたコンクリートを流し込むと1個当たりの重量が重すぎる事になる。重量を合わせると形が小さなテトラポットになる。重量を必要とするコンクリートには最適な骨材であるがその他に放射線遮蔽、電磁波遮蔽、遮音、透水性の特性を有し、その要素を必要とするコンクリートをつくるのには最適の骨材であるが、惜しむらくは必要とする物件が少ないことであった。

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 加工工場に倉庫、車の右手にプレハブ事務所。     スラグ破砕機 
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 粗骨材と細骨材 鉄分が含まれ比重が重い。細骨材は形状が丸くコンクリートの流動性が良い
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 放射線遮蔽の特性から原子炉炉壁に使用。 透水性が良いのでブロックを作り歩道に敷くと直ぐに吸水される。

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