私の生涯日誌 その101

2016年  18日 10:35
中部鋼鈑との取引の中で、少し自慢話になる様なものがあるがお聞き戴きたい。
これは工業刃物業界の中で業界のシステムを根底から覆すような商取引をやってのけてね。最近この事を私の昔の部下が業界の人に話をしたらしいが、そんな事は有り得ないと否定されるような話である。

何か新しい取引が出来る物は無いかと中部鋼鈑の圧延工場を歩き回っている時、スラブ(製鋼の厚板状の鋼片)の圧延段階で両端が切り揃えられていたが、それに使用されていたのが工業用刃物であった。早速に製造部設備の白木部長に「あれ消耗品でしょ、うちに下さい」「いいですよ同価格か少しでも安くなればね」簡単に言われたが部長もその時無理と判っていたのかな。

 早速色々とメーカーを調べて大阪の「日本刃物」(現ニッパテック)に白羽の矢を立てる。最初に電話に出た女子事務員は中部鋼鈑向けの刃物取引をしたいとの私の申し出に対し無礼な程ケンモホロロの対応、君じゃ判らないから上司を出せと言って電話口に出て来たのが岸下次長だった。

「何ですねん」「中部鋼鈑に貴社の刃物を販売したい」「それは無理ですわ、今よそのメーカーが入ってるんでっしゃろ」「当社は中部には強いから絶対に受注出来るから頼みます」「無理なものは無理ですわ」「おたくがダメなら他のメーカーに聞いてみるよ」「どうぞそうして下さい、どうせ駄目だと思いまっせ」 これで簡単に諦める私では無い、それからもしつこく話をしたんだ。

最後に岸下次長が言ったのは「熱心な貴方だから正直に言いますけど、どのメーカーに話されても我社と同じ回答で見積もりは出しませんよ、何故なら決まっているんです。現在のメーカーが取引しているユーザーに他メーカーは絶対に手を出さないのがこの業界の鉄則です。貴方が中部鋼鈑に絶対に強いと言われるなら、白紙の注文書でも貰って下さいよ。万一それが出来たなら、私の所で見積金額を出してあげましょう」・・・丁重な話し方だったが出来るはずが無いだろと言わんばかりの慇懃無礼な言い方にかっと来たね、この俺を誰だと思ってるんだ・・・。

2016_0418入丸八幡0006
我社は松下電器産業の特約店になっており、中部地区は中部ナショナル松設会と言う組織であった。

COMMENT 2

ごくしげ  2016, 04. 18 [Mon] 23:08

城さん、こんばんは^^

今日で個展、終了しました。
いろいろお気つかい、応援ありがとうございます。
今日、娘さんとお孫さん、それに奥様のお姉さんが
観に来てくれました。

皆さんとても気さくで良いお方ばかりで
楽しくお話しができました。
ほんと、ありがとうございました。

編集 | 返信 | 

エースの城  2016, 04. 19 [Tue] 08:06

To ごくしげさん

個展無事終了おめでとうございます。そしてお疲れさまでした。
義姉には案内しておりましたが、千葉ですしはっきりして無かったので伝えておりませんでした。元々水彩色紙が趣味ですので、喜んだと思います。娘からは連絡が昨日入りました。長々とお邪魔したようで、奥様にもお会いしたとの事、遠慮もなくて申し訳ありません。
斉藤さんは私と同年代と思っていたらしくお若いので驚いていました。もの静かな方だったと褒めておりました。写真は無理だったようで手紙でイメージを送ってくれるそうです。 お世話様になりました。

編集 | 返信 |