私の生涯日誌 その62

2016年  29日 08:33
坂田氏のトラブルの話から始めるか。坂田氏が某ゼネコンの公共工事に鋼矢板だったかH鋼だったかを販売したが、納めた製品にかなり酷いサビが出ていたようで、当社を素通りしてメーカーの八幡製鐵に直接  「ミルシート(鋼材成績表)も貰っているがこんな製品を売っているのか」 とのクレームを申し立てた。

製鐵側が調査したら、その現場には製品も納めていないし、当然ミルシートも発行していない。実際は坂田氏がどこかの在庫品を納めた上でミルシート迄偽造していたんだ。結局この話は我社の本社社長にまで話が上がり、八幡製鐵に対し社長が侘びを入れて決着したが、社内的には色々とお咎めがあり、坂田氏はその後自主的に退職したのが実情だ。

彼は自分の懐を肥やす為ではなく、会社に利益をもたらす為の行為ではあったが、重要なメーカーの製品に対する偽造工作はやはり大きな問題となった訳である。

急遽東京から私の一年先輩である増田氏が着任した。営業担当として、所長の指示で私に替えて佐賀の特約店を担当させた結果、私が担当していた時より利益が上がってね、「やっぱり増田君に変えて良かった」と露骨な喜びよう。何言ってやがると面白くなかったが、半年も経つと殆どの特約店との取引が無くなってしまった。

利益優先で高い物ばかりばかり売りつけるから相手は止めちゃうわなぁ。結局私が後始末させられて、彼は営業には向かないと経理総務の仕事へ、前任の金井君は本社へ栄転。待てよこんなのを栄転と言えるのか、単なる心太じゃん気の毒に。

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竹中、増田、岩本、吉田所長、小生 仕事中の顔は真剣そのものだね。

COMMENT 3

ひろし  2016, 02. 29 [Mon] 09:55

城さんの先輩は、佐賀県気質(鍋島藩の財政再建の苦労)というか金銭に対する考え方が特にシビヤ-だと言う事ご存知なかったのでは、その点城さんは、佐賀県人の気質を良く勉強され、特約店との付き合い方が上手だったのでは。彼らは儲けさせてくれる先をよく知っているのさ。「近江泥棒」「伊勢乞食」「佐賀県人の通った後には・・・・」「名古屋で商売できて、和歌山で集金できら・・・」とかいろいろありますね。

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エースの城  2016, 02. 29 [Mon] 13:03

To ひろしさん

コメントいつも有難う
それにしても君は色々な事を知ってますなぁ。この頃は銀行勤めだった兄貴から、仕事の内容が全く違うので中々面白いとのコメントを貰い、金平さんからは毎日楽しみにしてるよと言われ休めなくなりました。だけどきみのコメントは有難いです。これからも宜しく。これから先、大鋼の嫌な所も書かなくてはならんので勘弁してや。

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エースの城  2016, 02. 29 [Mon] 14:55

To ひろしさん

言い忘れてました。1年先輩は佐賀出身の者なので所長も担当にしたのでした。

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