私の生涯日誌 その27

2016年  15日 09:56
余りに長く休んだ為リズムが取れなくなった。どこまで進んでいたのかも忘れて見直す始末、適当な所から始めよう。

昭和29年第26回高校野球春の選抜は長野の飯田長姫高校が優勝した。勝ち上がるにつれスタンドに掲揚される校旗を仰ぎながら校歌を歌う回数が増えてくる。この校歌が素晴らしく一大反響を起こしたんだ。
旋律が旧制高等学校の校歌に似ており、野球期間中も終わってからも学校にはこの楽譜を求める依頼が殺到したそうだ。実は私もこの楽譜を持っていたので探したが、どこかに綴じ込んだはずが見当たらない。何しろ一昔前だものな。その後の夏の地区予選では新聞で見る限り予選の早くから敗退しており、二度と出場する事は無かったが2012年工業高校と統合され廃校となった。楽譜もう一度捜してみよう。

高校生活の3年間、思い出話もいつの事だったかはっきりしないのもある。3年間の生活の中の一つとして読んで貰いたい。

在学中エピソードの一つに同級生の加納君と早苗のクラスの松丸さんとの4人で小倉の平尾台に遊びに行った時の事、鍾乳洞に入る事になり入口の受付でローソクとマッチを借りた(懐中電灯は無かった)。入口付近は結構広かったけれど奥に行くに従って段々狭くなる、しかも下は冷たい水が流れていて4人共靴を脱いで裸足で進んで行く。途中何箇所か背を屈めてくぐらなければ進めない場所もあって段々不安になるし、ローソクのゆらゆらした灯りは洞窟の壁に当たると気持ちの良いものではない。

一段と天井の低い所に来て背を屈めた時にローソクを水に漬けてしまい一瞬真っ暗闇、暗闇は目が慣れると少しは見える様になると思っていたが、本当の真っ暗闇は慣れる事なんか到底無理で何も見えない。大急ぎでマッチを擦ったが湿ってしまっていてが点かない。

考えてみると結構歩いた記憶はあるし低いトンネルもくぐったし、下は水が流れて座る所もないし、女の子二人の前で弱音も吐けないし本当に参ったね。遭難したら新聞にでかでかと「無謀な高校生男女洞窟で凍死、果たして4人の関係は・・・」

結局戻るしか無いと水の流れる方向に向かって手探りでそろそろ進む、トンネルの低い所で頭をぶつけない様にするのが大変だったね。4人共ただただ黙って進むだけだったが、遠くにうっすらと明かりが見えた時のほっとした気持ちは、今思い出しても天にも登る気持ちだったな。

結果を言えば、外に出て落ち着いてマッチを擦ったら火が点いたんだ、しかも一定の時間が過ぎて戻らなかったら係員が迎えに来てくれるのだったらしい、アホらし・なんちゅうこっちゃ。

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噂に聞く限り、加納君は今は亡くなっているらしい。洞窟で死んだと思えば長生き出来て良かったな。



COMMENT 2

ひろし  2016, 01. 15 [Fri] 14:24

NoTitle

平尾台とは懐かしいですね。洞窟には目の退化した、昆虫が生息していると聞き、何度か探検と称し友達と採集に行った事が、思いだされます。
それにしても写真は眩しいほどの青春の笑顔ですね。

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エースの城  2016, 01. 15 [Fri] 16:41

NoTitle

ひろし君 コメント有難う
やはり古い思い出は虹のように輝いているね。そうかひろし君は平尾台を知ってたんだね。

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