私の生涯日誌 その1

2015年  25日 08:53
私は昭和13年5月6日(金)午前11時40分、雨、神戸市湊区上祇園町183の自宅で生まれた。父武一母邦子の三男である。兄弟姉妹は姉1人、兄2人。体重は860匁(3,308kg)。姉とは11歳、長兄とは7歳、次兄とは3歳違いとなる。当日の父の育児日記をそのまま転用する。

「邦子が朝から腹の具合が違うとの事なので産婆に来て貰った。陣痛は五分置きで直ぐには出産もあるまいとの産婆の言葉であったが、今日は銀行を休むことにした。攝て頂いた三石神社のお米を食べたら間もなく激しい陣痛が起こりそれが三十分間引っ切りなしに続いて、午前十一時四十分安らかに男の子が生まれた。生まれると同時に高い声を出して泣き出した。女中のチヨを助けて何かと手伝いをした。今日は雨で康介も家に居たので産湯の時赤ん坊を見せてやったらびっくりして見ていた。顔は康介の時と全くよく似ている。予定日より一週間程長くお腹に居たので860匁の体重がある。康介もいよいよ兄さんになった。赤ん坊にも良い名前をつけてやろうと思ふ。始めの頃は目を片方しか明けていなかったので心配したがあとではちゃんと両方明けていたので安心した。康介の時もそうであったが生まれた瞬間は目が良く明けられないjものとみえる。泣き声がとても劇しくおこった様になく。余り泣くので湯たんぽを入れたら泣き止んだ。康介が夜中泣くだろうと思ったが良く得心していて可愛ゆくおとなしかった。」

今日は父の日記だけにする。アジアにはキナ臭い匂いが立ち込め始めていたが、私は斯くの如く平和の中に誕生した。

2015_1124昌介赤ん坊0006 この瞳は今も変わらない
2015_1124昌介赤ん坊0007

*この日誌は連続では無く通常の記事も途中で挿入して行くつもりなのでご了解を。

COMMENT 2

ごくしげ  2015, 11. 25 [Wed] 10:50

NoTitle

エースの城さんの生涯日誌、
何だか楽しみになりそうな予感がします。
続きを楽しみにしています。

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エースの城  2015, 11. 25 [Wed] 11:21

NoTitle

ごくしげさん コメント有難う
生涯日誌とか大げさに書きましたがボケ防止と思っています。ご愛読下されば幸いです。

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