「嘘つき城」

2015年  02日 09:27
私がS55年名古屋支店に機材課長として着任し、名古屋にあるC鋼鈑の担当となって未だ間がない頃、同社のO購買部課長と担当者をゴルフに招待した。お二人とゴルフをするのは始めてだったが、人づてにO課長はかなり上手い事は聞いていた。

「城さん あなたハンディキャップはいくつ」「オフィシャルは持っていませんが九州の会社でのハンディは25でした」「あ、そう じゃ僕は15だからそれでチョコレート賭けようか」「いいですよ 差し上げます」ってな調子で和気藹々のゴルフがスタートした。
最初から負けるつもりのゴルフだったから気楽さもあってかショットは快調、ミスが出ないんだ。途中ホールマッチの勝敗を調べて見るとハンディを計算に入れて勝負は拮抗している、マズイな。

次のホールのティショットが真っ直ぐ飛んで行くと「城さん あなた本当にハンディ25なの おかしいんじゃない」とかなり不機嫌そうな課長の声「何でか今日に限って良すぎるんですよ」と答えて何とかしようと思ったんだけど、ショットを乱すのも技術が必要で未だ未熟な自分にはどうしたら良いのか判らない。結局は最後迄こんな調子で勝負の結果はトントン勝負引き分けで終わり自分としてはほっとしたんだ。もう一度言うけど引き分けだったんだよ。

それから暫くして「嘘つき城」って言う噂が流れて来たんだ、発信元はC鋼鈑。最終的には私がハンディの申告を誤魔化してO課長からチョコレートを巻き上げた話になってしまったんだよな。未だ親しくなる前だったから参っちゃったけれど、そこはこの私の事、その後は上手にお付き合い致しましたよ。
 
それからはC鋼鈑とは良い関係を続けて行き取引も快調に推移していたある日、C鋼鈑のS社長とS購買部長(二人共新日鉄出身)と我社の支店長と私とで麻雀をした事があった。私は自慢じゃないが麻雀は大学時代から結構鍛えており、当時は社内でも麻雀は盛んで私は勝ち組の方だった。

勝負が進んで行く内に、私は役満の「国士無双」をテンパイしたんだ。どのような結果になろうとこの時リーチをかければ良かったと後で思ったが、その時はC鋼鈑から出たら見逃し我が社の支店長から出たら上がろうと思っていたんだ。結果はS社長から当り牌が出てきたが予定通り私は見逃しその場は終了。
皮肉なものでその後が悪かった、運が流れてしまったんだ。結果は最悪、私の一人負けとなってしまった。と言う古い昔の話もあったなぁ。

2015_1001オカリナ練習0002
文章に関係する写真が無い。丁度この頃48歳の正月の写真でご容赦、体重55kスマートな体型、モテた頃だね。

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-  2015, 10. 05 [Mon] 00:57

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