童謡「里の秋」

2015年  06日 09:28
いつも金曜日の夜に行くカラオケは何となく疲れていたので一日遅れの昨日行って来た。やはりママさんは気にしていたようだ。曜日を決めているとこんな時悪かったなと思ってしまう。
最初に何を歌おうかと考えていると、ボランティアで演奏した「里の秋」が歌いたくなった。里の秋は童謡である。
童謡と唱歌の違いを簡単に言うと、唱歌は官製、童謡は民間製、鉄道に例えると国鉄と私鉄だ。唱歌は明治から昭和にかけて小、中学校の授業用に作られた多少道徳的な内容の物が多いし明治初期には西洋のメロディに日本語の歌詞をつけた物が多かった。「むすんでひらいて」の元歌の「見わたせば」のメロディが哲学者ルソーの作曲だなんて案外誰も知らないよな。
そして童謡は当時の文学者達がもっと子供達に親しみ易い芸術的にも優れた物をとの運動で出来たものだ。
さて話を戻して「里の秋」は戦後に川田正子が歌って良く知られているが、実はこの歌詞は戦時中に斎藤信夫が作詩した「星月夜」を復員兵や引揚者を迎える為に少し手直しして海沼實が作曲したものだ。
歌の中の主人公は何となく女の子と思われそうだが「星月夜」の詩の4番を読めば男の子だとすぐ判るし、戦時中の作である事も直ぐに解る。1番、2番は今の「里の秋」にそのまま使ったが3番を手直しし4番は採用しなかった。
「里の秋」の3番「さよならさよなら椰子の島、お船に揺られて帰られる、ああ父さんよご無事でと、今夜も母さんと祈ります」
「星月夜」の3番「きれいなきれいな椰子の島、しっかり護って下さいと、ああ父さんのご武運を、今夜も一人で祈ります」4番「大きく大きくなったなら、兵隊さんだようれしいな、ねぇ母さんよ僕だって、必ずお国を護ります」

COMMENT 3

-  2015, 09. 07 [Mon] 22:50

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エースの城  2015, 09. 08 [Tue] 17:40

NoTitle

崎山言世さん
ご助言有難うございます。このような説もあるとの軽い気持ちではいけませんね。注意します。

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-  2015, 09. 08 [Tue] 19:35

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