免許皆伝の巻物

2015年  10日 16:28
我が家には剣術の免許皆伝の巻物が2巻ある。勿論私のではない、巻物の最後に祖父の名が書いてあるので、祖父が所持していたものではないかと推測する。祖父虎一は昔「長崎の小天狗」と呼ばれていた程剣道の名手であったらしい。
巻物は幅18cm長さ2.8mで、1巻の巻き始め部分は当初綺麗だっただろう錦絵みたいな模様があり、もう一巻は最初の20cm
位裏に金箔が貼られて表が幾何学模様的な物である。いずれもテレビや映画の時代劇で見られる巻物その物である。
巻物を開いていくと、書き出しに「鐡仲流」とあり「中目録」「手数拾本」「天奇抄」と縦書きに並べて書いてある。続いて「一、必勝」「一、乱截」「一、逆凬」「一、高波」「一、和卜」「一、右切断」「一、左切断」「一、燕帰」「一、丸橋」「一、折破甲」以上 その後に「體法 口傳」「一、有體」「一、無體」(その後何かその説明文) 「三指之締 口傳」(又何か説明文) (その後に右者に鐡仲流兵法中目録の位を与えると言うような漢字の文があって良く鍛錬するようにと書いてある・・・多少読みは推測)全て形だと思うが私には想像が出来ない。
勿論「カッコ」も無くて一行づつ縦の墨書き、最後の署名は: 祖 上泉伊勢守 伊藤一刀斎  赤松獨歩齋 鐡仲 (花押) 高尾獨立齋 鐡雙 (花押)  明治廿五年十一月三日 巻物の最後には祖父の名前〇〇乕一殿と書いてある。 乕は虎と読む。
明治時代には道場で修行すると、未だ免許皆伝の巻物をくれてたんだねぇ。何か血が騒いで、隠し持ったる薙刀を振ろうと思ったら2.8kgはずしりと重いよ。

2015_0627金地山水画0018
2015_0702薙刀0012
2015_0702薙刀0009

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-  2015, 07. 10 [Fri] 23:36

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