我が家の系図その2

結局A家からの返事は来なかった。丁度私が本体の会社から系列会社に出向し暇が出来た時だった。
そこで考えた。当時テレビ東京系列で「開運!なんでも鑑定団」が放映されていた(現在も続いている長者番組)のでこれに申し込んでみよう、なんでも鑑定団は全国各地に出張鑑定をして、出場希望者も募集されていた事からこの地に来た時の為と、「テレビ東京 開運!なんでも鑑定団 司会者石坂浩二様、島田紳助様、ご関係ご一同様」宛に鑑定を依頼する山水画の写真と、鑑定をして欲しい理由(4等分された由縁と現在所持しているだろう姻戚関係の人々との再会を望んでいる事)と、姻戚系図を記した書類を添えて手紙を送ったのである。手紙の日付は平成6年9月1日となっている。
まさかと思ったテレビ局からの返事が電話であったのは平成7年の新年早々であり、確か15日位にテレビ愛知の栄オフィスに、関係資料を持って来て欲しいとの事だった。未だ決定する前の確認、打ち合わせだったと思う。
ところが忘れもしない1月12日に、我が家に一緒に住んでいた母が脳梗塞で倒れ、救急車で運ばれた病院に意識が戻らぬまま入院となった。テレビ局に行く日が迫っており随分悩んだんだけれど、結局テレビ局には断りの電話を入れたんだ。
結局母は1月25日に亡くなり、鑑定団の話も山水画関係の話もこのまま立ち消えになってしまい今日に至っている。もう今更調べてもと言う気持ちもあるし、もう歳だしね。もう会う事も無いだろう姻戚関係の人達は、今どこでどうしているんだろうね、何となくロマンを感じるね。
そうそう、兄達と集まる機会があった時、この鑑定団に出す予定だった話をしたら、兄達は「それは我が家の恥をテレビで晒させないようにする為に、お袋さんは死んだんじゃないのか、お前も罪な事をしたもんだねぇ」 冗談は止めてくれよな

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見え難いが我が家の系図、私がパソコンに打ち込んだ物。右端上が田村庄左衛門藤原俊房。
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長崎の菩提寺にある墓所、以前は横に4倍位の広さで墓石が10本位並んでいたが、手入れの問題で一本塔に作り変えた。先祖が武家である証に墓石に笠がある。

Comment 4

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  • 2015/07/03 (Fri) 20:04
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エースの城

NoTitle

「研究してみる価値があるね」とコメントして戴いたのは岡山のYさんだったでしょうか、間違っていたらすみません。
姻戚関係か山水画の経緯を調べてみたらとの事だと思いますが、自分一人ではもう到底無理だと思っています。暇はあるのですが、調べる手段とかが思いつきません。

ごんべい

NoTitle

立派なお兄様方ですね。

エースの城

NoTitle

ごんべい様
コメント有難うございます。私ども兄弟は何でも言いたいことが言える仲の良い兄弟です。