森友学園に付いてのブログ記事をある段階で止めた様に、加計学園問題についての記事もこれで最後にしようかと思っている。何故なら権力の前に正義は潰されてしまう結論が目に見えているからだ。記事は少し長くなったが最後迄読んで欲しい。

加計学園獣医学部新設に当たって、獣医師が十分に足りていると判断した文科省、厚生省、日本獣医師会が見解を出し、50年以上新設が認められなかったものが昨年秋を境に何故一転して容認されたか、これは加計学園の理事長と安倍首相がゴルフや会食を続けている無二の親友であり、首相夫人も森友同様加計学園関連のNPO法人の名誉顧問に就任しているからである。

この様な背景を基に内閣府が文科省に対し、獣医学部の新設は「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」等と伝え忖度を促した訳であるが、その時の一連の文書は、文科省の前川前事務次官から間違いなく本物だと公表された。但し首相側は菅官房長を通じ一連の怪文書は無いと否定した上で前川氏誹謗する醜聞記事を政府と友好なメディアの読売新聞に書かせて彼に報復、口封じとも思われる行動に出たのだ。

政府のトップともあろう者が、正々堂々と論戦を交わすでもなく影で卑劣な手段を取らざるを得ない程追い詰められて来たのだろう。森友問題での首相夫人の国会証人喚問を拒否した様に今回も前川氏の参考人召致を政府側は拒否している。一連の経緯に付いては巨大な忖度の塊であり、安倍首相の一強である限りは「言われる通りにやらざるを得ない」と言うのが本音であろう。

首相はラジオ段組で「総理のご意向」文書に対し「次官であれば本当に私の意向かどうかの確認に来ればいい」と言っているがそんな事は綺麗事の発言であり、実際可能かどうかは我々でも解る事だよ。いずれにしても、今回36億円の国民の土地が無償で提供され、更に国民の税金の中から96億円の補助金も提供されている。

安倍首相の今迄の功績とか政策の評価とかは別として、親友に対する本件の対応は国民の財産を私物化しての行為であり、政府専用機に理事長を乗せた行為等、友人とつるんで逮捕された韓国の朴元大統領と同じだと判断されても仕方がないだろう。直接手を下さなかったから罪は無いとは言えないよ。

恐らく森友問題同様一強である限りなかった、「知らぬ存ぜぬ」、「調査なんかしないよ」と言い張り続ければ時間の経過で権力側の勝ちになる事は目に見えており、この様な問題が続いても、下がったとは言え安倍内閣の支持率は未だ54.4%もある事に、首相もほくそ笑んでいる事だろうが、国民をアホの様に思っているのだったら、都議会選の結果にもろに影響が出ると信じているよ。

ただ言える事は安倍首相の思い上がりは気に入らないが、与党内には他に誰も人材が居ないのも事実だ。いっそのこと国民が選ぶ大統領制にしたらどうなんだろうね。