徒然日誌 藤井四段の快挙(ニ)

2017年  29日 08:43
彼と勝負した相手は全て、恨み言を述べる事も無くアッパレ」と評している。彼の指し手が見事だったと言うのにほかならない。彼は連勝を目標に勝負しているのでは無く、連勝はあくまでその結果である。騒いでいるのは周辺の人達であり彼は常に冷静に振舞っている。

公式グッズとしての「扇子」の発売もクリアファイルの発売も恐らく将棋連盟の発案であり、今度は自伝本の発刊もあると言う。こんな事は恐らく彼自身の本意では無いだろう。未だ中学生だ、大人から言われれば深く考える事も無く、反対も出来ず引き受ける事も多いだろう。これからは公式グッズでなくとも、周囲には欲の深い連中が群がって来るだろうから、本来の将棋以外の事に気を遣わし折角の逸材を壊す可能性もある。これだけは何とか阻止して欲しいと心から願っている。

彼によってテレビ等に引っ張りだされるようになった加藤九段や師匠の杉本七段、更には出前を取ったお店が有名になるなど話題となっているが、これはこれで良いんじゃないかな。勝負と言うのは永遠に勝ち続ける事は有り得ないだろうから、大切な事は負けた後の彼の姿勢であり、負けた後から又連勝を続ける位の気迫があって欲しいと願っている。

将棋のタイトルは新たに出来た叡王を加えて八つの頂がある(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、叡王) 夫々の頂には渡辺明竜王・棋聖、羽生善治三冠(王位・王座・棋聖)、佐藤名人、久保王将が君臨している。羽生三冠は以前7冠全てを制覇した事があるが、恐らく藤井四段の第一の目標はここにあるに違いない。

彼の修行の特徴は自分の趣味でもある詰将棋と最近一段と進化した将棋ソフトを使ったトレーニングだ。新しくタイトル戦に昇格した叡王戦のタイトルを取れば、人工頭脳(AI)との勝負電王戦への出場となるが、佐藤名人も完敗した最強ソフトの{PONANZ(ボナンザ)」を破る事が彼の最終の目標であり、念願であるに違いない。私もここまで生きていたいものだ。
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6歳、9歳、10歳の時の写真、新聞から拝借で写り悪いが様になっている。  グッズの扇子 彼の字で「大志」

徒然日誌 藤井四段の快挙(一)

2017年  28日 08:57
線路は続くよ どこまでも~・・・将棋界での藤井四段の29連勝の報道があった一昨夜9時半過ぎ,、私は何故かこんな歌を口ずさんでいた。この少年はなんでこんなに強いんだ。昨年12月のデビュー初戦に、著名な加藤一二三九段に勝利した事が話題の始まりだったが、相手は将棋史上最年長のお年寄り、若者にはもう勝てないかと加藤九段の方に意識が向いていたのは事実だ。

案の定加藤九段はその後直ぐに引退を発表したが、藤井四段に意識が向いたのはデビューからの最多連勝記録10を塗り替えた辺りからだ。テレビで見る顔はおっとりとした、いかにも中学生と言った感じで、彼の中に30年振りの連勝記録更新する様な力が漲っているなんて夢にも思わなかったんだ。マスコミも大騒ぎをする様になり、あの会場の関係者や記者やカメラマンに周囲を囲まれた慣れない雰囲気の中で良く平常通り戦えたものだと彼の非凡さを改めて知る事が出来た。

戦った来たのは九段1人、八段3、七段5、六段5、五段4、四段9、アマ2人の29人、アマを除いて全て先輩のそうそうたるメンバーだ。愛知県瀬戸市で生まれ、5歳で将棋に出会い史上最年少の14歳2ヶ月でプロ入りを決め、この29勝がデビュー戦からの無敗の記録である。

これから先どこまで連勝が続くか判らないが、某テレビ局でこの全試合の彼の指し手と、コンピューターで出した最善手とを比較したデータを出していたが、最善手は対戦相手の49%に対し彼は65%と高く、悪手は対戦相手の118%に比して彼は40%と低い。このデータの見方が良く理解出来ない所もあったが、彼が如何に理にかなった最善手を多く出していたかは良く解る。

かって非公式戦ながら彼に一度敗れている羽生三冠は、「結果も素晴らしいが内容も伴っている点すごみがある」と評し次の顔合わせを楽しみにしているとの話も出た。今回は竜王戦本戦の1回戦だったが5回勝ち抜くと6戦目に順調に勝ち上がって来るであろう羽生三冠と竜王戦の挑戦権を争う事になる。こうなれば将棋界においても前代未聞の出来事である。(続く)

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対局会場将棋会館               増田四段投了時の盤面       記者会見 

徒然日誌 果たして復活だろうか

2017年  26日 08:40
久し振りにブログ画面を開いてタイトルを入れようとしたら、文字が入力出来ない。キイボードをいくら叩いても文字にならない。電池を変えてみても全く変わらない。あれもうボケたかと思いながらワードを開いて文字を打ったらちゃんと文章になったので、ブログ画面に戻って文字を打ったら今度は出来た。何なんだろう、未だブログを書くのは早いぞとの警告なんだろうか。

最近本当に記憶力と言うのか、名前とか思い出せなくなる事が多くなり認知症になりつつあるのかと不安になる。例えば、今日日記を付けようとしたが昨日会って食事をした人の名前が出て来ない。その人は良く判っているのだが名前だけが出て来ない。私が勤めていた会社の社長だから会社名を思い出そうとしたがそれも出て来ない。これは結局暫くして思いだしたが、冗談でも何でもない、この様な事が最近続くんだ。

その後、妻と買い物に出たが、マンションの3階から降りる階段から見える1階の敷地に、毎年咲いている花の名前が出て来ない。自分ではほら渡哲也が歌った花の名前だろうがと思っているのに、シクラメンの名前しか出て来ない。 「くちなしの匂いが強いわね」と後ろから降りて来た妻の声、そうなんだよ歌の題名は「くちなしの花」なんだ。

元々人の名前を記憶するのが昔から弱くて営業マンとしては失格に近いのだが、手帳に書き込んだり訪問前には名刺を見直して何とかしのいでいたが、その欠陥が年を取ると倍増して来たんだ。今はインターネットとか便利な物があって、調べる項目をインプットすると即回答が出る。だが調べる人の名前とか出て来なければ調べようが無いだろう。

これから先この頭はどうなるのだろうかねぇ。認知症になったかなっていないかは自分で気付くのだろうか、認知症になっている人に聞いても判らないだろうしね。だけどブログ再開のご挨拶代りの記事にしては少し寂しいか。気概に欠けるなかりしか!

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徒然日誌 お休みのお知らせ

2017年  18日 14:07
都合により暫くお休みさせて戴きます

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どれが我が家のベランダの紫陽花でしょう?
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徒然日誌 サグラダ・ファミリアの天使像

2017年  16日 10:12
ある人からガウディのサグラダ・ファミリアに魅せられて人生の半分近くをつぎ込んだ外尾悦郎と言う日本人がいると聞いた。実は恥ずかしながらこの名前を全く知らず、慌ててネットで調べてみた。

彼は京都市立芸術大学武術学部彫刻家を卒業後非常勤講師を経て1978年バルセロナに渡りアントニ・ガウディの建築、サグラダ・ファミリアに魅せられてその彫刻に携わり39年を経て正式社員の芸術工房監督になったとの事。しかも17年の歳月をかけ2000年に完成させた「生誕の門」に飾られている15体の天使の像は彼の作品であり、アントニ・ガウディの作品群としてユネスコの世界遺産に登録されているとの事。

知らなかったなぁ、サグラダ・ファミリアはまだ建築続行中として、直接見た事はないがあの独特の建物は誰もが知っているだろう。それに日本人が携わっていたとは知らなかったけれど誇らしい気持ちになるね。

私は今日彼の全てを語るつもりは無い、ただガウディに、サグラダファミリアに一途にのめり込んだ彼の顔は何故か神々しくもある。「時は過ぎて行くものではなく過ごすもの」と彼が語った言葉が記事の中にあったと思うが、正に彼そのものの様な気がする。
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生誕の門に飾られた15体の天使の像。  サグラダ・ファミリア全景
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2026年に完成とのニュースもあるが、嘘だろう。永遠に造り続けなければ夢が無くなるよ。

徒然日誌 二人の巨匠

2017年  14日 10:30
昨日妻に誘われてシアターに行き「家族はつらいよ」を見た。一口に言って私には映画の内容として車の免許証返上のやり取りまでは良かったが、映画が終わった後に感じた後味の悪さは何だったのだろうか。先日「家族はつらいよ」の、恐らくになるのであろう映画がテレビで放映されたが家族構成はどちらも同じであったし今度の2と言うのは1の続編と言う意味だと思う。

寅さんシリーズの山田洋次監督作品で、橋爪功・吉行和子演じる定年を迎えた夫婦に長男夫婦と孫2人が同居する生活、脇役陣には娘夫婦と末っ子夫婦との総勢が織りなすホームドラマになるのかな。1話は定年を迎えた夫婦の定年離婚話を中心にした割に微笑ましいドラマだった。

今回の2話は、主人公の橋爪功が何十年振りかに会った、今は身寄りのない高校時代の友人と暴飲し、成り行きで家に泊まらせた所、翌朝心筋梗塞で急死していた事での家族の戸惑いと各々の思惑が中心となった話であったが、平和な家庭の中での身近に起こった、家族にとっては知らない人の突然の死と言う現実と、平凡なドタバタしたドラマの中に、事件でもないのに神聖な人間の死を持ってきた事に何か違和感を感じ、私も妻も何かしっくりと受け入れられない気持ちになっていたんだと思う。これがドラマだと言われればその通りなんだが、1話を観ていた私にとっては平凡な平和で終わる話をある面期待していたのかも知れない。

少し前にテレビで小津安二郎監督、原節子主演の秋日和」と言う映画を観たが、内容としては誠に平凡な話の進め方ながらも終わった後に何か心に残る温かい物があったんだ。

小津監督の技法なのか二人の会話シーンではお互いの正面の顔を写す場面が多かったのが現在の技法と違うと思われる点、会話の言葉と言うか節回しと言うか現代の普通の会話と何か違う点が私には多少抵抗があったけれど、全体を流れる平穏な普段着的な昔の家の様子を感じる事が出来たのは、今の映画作りとは違う何かがあるのだろう。

「家族はつらいよ」の映画から話が変な方向に飛んでしまったが、山田監督も寅さんと言う強烈な個性が主人公の映画のようには行かなかったので少し冒険したのだろうが、何も奇を衒わなくても平凡な中にも心に残る映画は出来ると思うのだが現代は違うのかな。だけどこれ以上のシリーズは無理だと思うよ。

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散歩道の花々。

徒然日誌 天皇退位に際し

2017年  12日 09:18
天皇陛下の退位を実現する「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が成立し16日にも公布される。昨年8月退位を望まれたビデオメッセージを公表してから約10ヶ月、同法の規定の中では実際の退位は2018年12月の予定となる。

1989年1月に昭和天皇の逝去に伴い新天皇に即位されてから約29年の在位となる。即位された時の年齢は55歳、現在の皇太子より2歳若い。即位された当時は失礼ながら私と余り年齢も変わらず、天皇としての職務は大丈夫だろうか、昭和天皇の様な威厳が出るだろうかとつい思ってしまったものだが、象徴天皇として国民に寄り添い、各地の被災地を見舞い、アジアの各地へ慰霊の旅をする姿を見るにつけ、よく頑張っておられるなと感心していたんだ。

勿論それには皇后の力も大きいと思っていたよ。民間からの初めての皇太子妃として恐らく当初は大変なご苦労をされた事だと思うが、いつもお二人で行動される天皇皇后の鴛鴦夫婦としての存在も我々の目にはいつもほほえましく、皇后あっての天皇だと思える程だったし、皇后の内助の功は大なりと思っていた。

退位された後は上皇、上皇后となり皇太子が天皇に即位、雅子妃が皇后となるが、不遜な事を言う無礼を承知で申し上げると、現状の雅子妃でこの大役が務まるのであろうか。現時点でさえも体調不良で公務を休まれるケースが多いが、皇太子妃と皇后では存在の意義も職務の内容も違ってくる。精神的な病である以上治療で直ぐに完治するものではないと考えられるし、皇后と言う立場からは尚一層の精神的負担がかかってくるとなれば簡単に見過ごしていて良いものだろうか。皇太子はアル中とは聞いているが公務は支障なくやり通しているので問題は無いと思うが・・・。

その時はその時の事でと済まされる問題では無く、将来の日本の象徴天皇であり皇后である事を良く考え、この時点で皇太子が自主的に天皇継承を辞退し、秋篠宮に譲ると言う選択肢は考えられない事だろうか。これはとてつもない考えではあるが、今の時点だから言える事であり、皇太子も雅子妃の事を本当に愛し、病を心配しているのであれば、この決断も「有り」ではないだろうか。多少問題児ではあったが愛する女性の為に王位を捨て「王冠を賭けた恋」と言われた英国のエドワード8世の前例もあるんだけどね。

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散歩道沿いの畑に咲く紫陽花。今年はどこも不作かなぁ。

徒然日誌 サンリバーでオカリナ

2017年  10日 08:44
一昨年の9月にボランティアで訪問した一宮市木曽川町の介護施設サンリバーに、6月8日再びボランティアのオカリナ演奏で訪問した。午前中は雨が未だ残っていたが、訪問した午後は雨も止んで気持ち良く演奏が出来そうだと皆喜んだ。施設に着くと施設長さん始めスタッフの皆さんが気持ちよく出迎えてくれた。

今日は私が司会を務める事になっているので、ほんの少し緊張、控え室で準備をする間、今日のメンバーに冗談を言って自分を落ち着かせる事に専念、こんな歳になってもやはり最初は緊張するもんだね。冗談に対応してくれたKさんの笑顔でほっと一息。会場には入居された方々が20人以上集まって下さり、スタッフの方の紹介で14時丁度に開始。

私の最初のメンバー紹介岩田先生、ドレミのさんぽ2名、オカリナひろば7名、シルバーふじ3名をしてから今日の演奏の12曲の始まり始まり・・・演奏曲1曲づつの紹介も準備していた通りに喋ったつもり、すこし皆さんの反応は弱かったけれど、事前に配った歌詞を見ながら歌を歌ってくれたり、スタッフの皆さんの拍手に励まされてメンバー一同練習時より上手に演奏が出来たのではないかな。

特に「幸せなら手をたたこう」は動きも入るし「高原列車は行く」では日頃体操に取り入れているとの事で、スタッフの皆さんが踊ってくれて、最後に花束を投げる仕草で「えぃ!」と大きな掛け声をかけられたのには少し驚いたけれど感激もしたね。

私は急に思い立って中島みゆきの「糸をメンバーのオカリナに合わせて歌う事にした。歌詞にある人との巡り合わせの仕合わせを何となく歌いたくなってね。マイクも無くキイも高かったけど頑張ったんだ。後は先生の特別演奏3曲と、期待通りのアンコールに「青い山脈」で簡単な体操をご披露し無事終了。今回も楽しんで貰ったと確信しているよ。

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昔の美女も張り切って。顔を写さないでと言われてた先生は丁度逆光。帽子は私のトレードマーク。
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糸を歌ってる所、決してオカリナが吹けなかった訳では無い。万歳は青い山脈の体操の一部。
北朝鮮が短距離の地対艦巡航ミサイルを発射した。これで4週連続となる。国連安全保障理事会の制裁決議や先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)やアジア保全保障会議で日本が国防強化を述べた事に対する言いがかりであろうと思われるが、「日本を焦土にする・・・」とか言ってアメリカから日本に矛先を変えてきたのは、以前北朝鮮のミサイル発射に慌てて地下鉄を止める等の醜態を見せた事で、知能指数の低い連中は効果があったあったと思ったからに違いない。

二番煎じが効くと思っている所が未だ可愛いが、この国もいよいよ焦ってきているね。イスラム国が追い詰められてテロを増やしているのと同じで、そろそろ先が見えて来たと言って良いだろう。何度も述べてきたがあの国に戦争を始める力等あろうはずが無い。先日の航空ショーで馬鹿恩はえらい喜んでいたが、50年前のソ連のミグ戦闘機を並べていた。タイヤはボロボロで擦り切れても予備も無く、こんなのでは近代戦闘機を揃えた日本にすら勝てるはずがないだろう。

戦闘機は性能が全て、過去に日本のゼロ戦が出来た当時は無敵であっても次第に性能に押され壊滅してしまった様に、あんなミグ戦闘機なんか1日で消滅させてしまうだろうよ。ただここで言える事は自衛隊を早く軍隊にして、なけなしの燃料を使いながらハッタリのミサイル発射する事すら出来なくしてしまう事が今の日本には急務であろう。窮鼠猫を噛むと言う諺もあり準備だけはしておく事が大切である。

但し先日米国で地上配備型迎撃ミサイル実験の成功を大々的に報じていたが、実験と実戦では命中率も大幅に異なり、実際に過去からの実験でも成功率は約50%らしい。商売人のトランプは恐らく韓国同様日本にもICBM迎擊の設備の売り込みを行ってくるだろうが、そんなものは不要だ。軍隊と名称を変え機能を拡充しておくだけで十分なんだ。

北朝鮮の情報でも故金日成主席ら最高指導者を称えるスローガンや展示物に黒い液体を入れた卵のような物体を投げ付けて汚損する事件が多発している。あの国は馬鹿恩と彼に諂う軍部や取り巻きがアホなだけで、国民には蜂起の兆しが見えている。今は制裁を強化して自滅するのを待っているだけで十分だと思うよ。

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ベランダの紫陽花が未だ蕾なので妻のちぎり絵を。本人は満足していないが。
森友学園に付いてのブログ記事をある段階で止めた様に、加計学園問題についての記事もこれで最後にしようかと思っている。何故なら権力の前に正義は潰されてしまう結論が目に見えているからだ。記事は少し長くなったが最後迄読んで欲しい。

加計学園獣医学部新設に当たって、獣医師が十分に足りていると判断した文科省、厚生省、日本獣医師会が見解を出し、50年以上新設が認められなかったものが昨年秋を境に何故一転して容認されたか、これは加計学園の理事長と安倍首相がゴルフや会食を続けている無二の親友であり、首相夫人も森友同様加計学園関連のNPO法人の名誉顧問に就任しているからである。

この様な背景を基に内閣府が文科省に対し、獣医学部の新設は「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」等と伝え忖度を促した訳であるが、その時の一連の文書は、文科省の前川前事務次官から間違いなく本物だと公表された。但し首相側は菅官房長を通じ一連の怪文書は無いと否定した上で前川氏誹謗する醜聞記事を政府と友好なメディアの読売新聞に書かせて彼に報復、口封じとも思われる行動に出たのだ。

政府のトップともあろう者が、正々堂々と論戦を交わすでもなく影で卑劣な手段を取らざるを得ない程追い詰められて来たのだろう。森友問題での首相夫人の国会証人喚問を拒否した様に今回も前川氏の参考人召致を政府側は拒否している。一連の経緯に付いては巨大な忖度の塊であり、安倍首相の一強である限りは「言われる通りにやらざるを得ない」と言うのが本音であろう。

首相はラジオ段組で「総理のご意向」文書に対し「次官であれば本当に私の意向かどうかの確認に来ればいい」と言っているがそんな事は綺麗事の発言であり、実際可能かどうかは我々でも解る事だよ。いずれにしても、今回36億円の国民の土地が無償で提供され、更に国民の税金の中から96億円の補助金も提供されている。

安倍首相の今迄の功績とか政策の評価とかは別として、親友に対する本件の対応は国民の財産を私物化しての行為であり、政府専用機に理事長を乗せた行為等、友人とつるんで逮捕された韓国の朴元大統領と同じだと判断されても仕方がないだろう。直接手を下さなかったから罪は無いとは言えないよ。

恐らく森友問題同様一強である限りなかった、「知らぬ存ぜぬ」、「調査なんかしないよ」と言い張り続ければ時間の経過で権力側の勝ちになる事は目に見えており、この様な問題が続いても、下がったとは言え安倍内閣の支持率は未だ54.4%もある事に、首相もほくそ笑んでいる事だろうが、国民をアホの様に思っているのだったら、都議会選の結果にもろに影響が出ると信じているよ。

ただ言える事は安倍首相の思い上がりは気に入らないが、与党内には他に誰も人材が居ないのも事実だ。いっそのこと国民が選ぶ大統領制にしたらどうなんだろうね。